海外のキッチン付き物件で失敗しない!内見時に確認すべき「冷蔵庫の仕様」と英語での質問リスト
海外のキッチン付き物件、特に長期滞在や海外移住を検討している方にとって、キッチンは生活の質を左右するもっとも重要な場所の一つですよね。
でも、いざ内見となると「なんとなく綺麗だから大丈夫そう」と雰囲気で決めてしまい、入居後に「冷蔵庫が冷えない!」「冷凍室が小さすぎて買い溜めできない!」といったトラブルに見舞われるケースが後を絶ちません。
この記事では、不動産エージェントやベテラン海外在住者が必ずチェックする**「冷蔵庫の仕様」の落とし穴と、内見時にそのまま使える英語の質問リスト**を徹底解説します。
なぜ海外移住・滞在で「冷蔵庫」が重要なのか?
日本と違い、海外では外食が高価な国も多く、基本は自炊がメインになります。また、スーパーへの買い出しも毎日ではなく、週に一度の「まとめ買い」が一般的です。
そのため、冷蔵庫のスペック不足は食費の高騰やストレスに直結します。特に、賃貸物件に備え付けられている家電は「型落ち」や「エネルギー効率の悪いもの」が混ざっていることも多いため、内見時の厳しいチェックが必須なのです。
1. 内見時に必ず確認すべき「冷蔵庫の仕様」5つのポイント
① 冷却方式(Direct Cool vs Frost Free)
海外、特にアジア圏やヨーロッパの古い物件では、**「直冷式(Direct Cool)」**の冷蔵庫がまだ現役で使われていることがあります。
直冷式のデメリット: 霜(しも)が溜まりやすく、定期的に電源を切って霜取り作業をしなければなりません。放置すると冷却効率が下がり、電気代も跳ね上がります。
チェック内容: 冷凍庫の奥に氷の塊がついていないか確認しましょう。「Frost Free(ファン式/自動霜取り)」かどうかを確認するのが鉄則です。
② 庫内の容量とレイアウト
見た目の大きさに騙されてはいけません。
仕切り板の可動性: 海外の大きな牛乳パックやスイカ、鍋をそのまま入れるスペースがあるか。
冷凍室の割合: 海外の物件では冷蔵スペースは広くても、冷凍スペースが極端に狭い場合があります。自炊派なら冷凍室の容量は死活問題です。
③ 密閉性とパッキンの状態
意外と見落としがちなのが、ドアのゴムパッキン(Gasket)です。
確認方法: ドアを閉めた状態で軽く引っ張ってみてください。簡単に開いてしまうようであれば、冷気が漏れて電気代が無駄になるだけでなく、食品の鮮度も保てません。
④ エネルギー消費効率(Energy Rating)
海外、特に欧米やオセアニアでは、家電に「Energy Star」などのラベルが貼られています。
重要性: 電気代が日本より高い地域では、古い冷蔵庫を使っているだけで月々の維持費が数千円単位で変わります。できるだけ星の数が多い、あるいは新しい年式のものか確認しましょう。
⑤ 騒音レベル(Noise Level)
ワンルーム(Studio)タイプの物件の場合、冷蔵庫がベッドの近くにあることも珍しくありません。
確認方法: コンセントが入っていることを確認し、コンプレッサーの音がうるさすぎないか耳を澄ませてみましょう。夜静かになった時に後悔するポイントです。
2. 不動産オーナー・仲介業者に聞くべき英語質問リスト
内見時に、ただ眺めているだけでは不十分です。以下の英語フレーズを使って、具体的な仕様をクリアにしましょう。
基本的な仕様を確認する
Does this refrigerator have an auto-defrost function?
(この冷蔵庫は自動霜取り機能付きですか?)
Is it a frost-free model?
(これはファン式(霜がつかないタイプ)ですか?)
How old is this appliance?
(この家電は何年くらい使っていますか?)
動作状態を確認する
Is the fridge in good working order?
(冷蔵庫は正常に動作していますか?)
The door seal seems a bit loose. Could you have it checked or replaced?
(ドアのパッキンが少し緩いようです。点検か交換をしてもらえますか?)
Does it make any loud noises at night?
(夜間に大きな音がしたりしますか?)
修理・トラブル時の対応を確認する
What should I do if the fridge breaks down?
(もし冷蔵庫が故障したらどうすればいいですか?)
Who is responsible for the repair costs of the appliances?
(家電の修理費用は誰の負担になりますか?)
※通常はオーナー負担ですが、契約前に確認が必要です。
3. 入居後のトラブルを防ぐための「内見の裏技」
実際に冷えているか手を入れる
内見時、電気代を浮かすために冷蔵庫の電源が切られていることがあります。その場合は、遠慮せずに「Could you turn it on so I can check if it works?(動作確認したいので電源を入れてもらえますか?)」と頼みましょう。
写真と動画を撮っておく
冷蔵庫の中、裏側、型番(ラベル)を必ず写真に収めてください。入居後に「元から壊れていた」「部品が足りない」といった論争を避けるための強力な証拠になります。
製氷機(Ice Maker)の有無と衛生面
海外の大型冷蔵庫には製氷機がついていることが多いですが、フィルター交換がされておらず不衛生なケースもあります。
質問: "When was the water filter last replaced?"(最後に浄水フィルターを交換したのはいつですか?)
4. 自炊派必見!キッチンの周辺設備チェックリスト
冷蔵庫と併せて確認することで、より収益性の高い(=生活コストを抑えられる)物件選びができます。
コンセントの数: 冷蔵庫以外に、炊飯器、電子レンジ、電気ケトルを同時に使う余裕があるか。
換気扇(Extractor Fan): 海外のキッチンは換気能力が弱いことが多いです。実際に回してみて、吸い込みを確認しましょう。
オーブンの状態: 冷蔵庫の下や横にあるオーブンが、収納スペースではなくしっかり動作するか確認します。
5. まとめ:冷蔵庫チェックは「海外生活の安心」への第一歩
海外のキッチン付き物件選びにおいて、冷蔵庫は単なる「家電」ではなく、あなたの健康と家計を守る「インフラ」です。
見た目のデザインに惑わされず、**「霜取りの有無」「パッキンの密閉性」「電気代(エネルギー効率)」**という実用的な側面を厳しくチェックしてください。今回ご紹介した英語の質問リストをメモして内見に臨めば、オーナー側にも「この入居者は細かいところまでしっかり見ているな」という印象を与え、入居後の対応をスムーズにすることにも繋がります。
せっかくの海外生活。ストレスのない理想のキッチンを手に入れて、美味しい自炊生活をスタートさせましょう!
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