【ビジネス英語】初対面の挨拶で信頼を勝ち取るマナーと自己紹介の流れ


「海外の取引先との打ち合わせ、第一声で何を言えばいい?」

「英語での自己紹介、名前と部署名を言うだけで終わっていいのだろうか……」

グローバルなビジネスシーンにおいて、初対面の挨拶は単なる形式ではありません。それは、その後の商談やプロジェクトの成否を分ける「信頼関係の土台」を作る極めて重要なステップです。

英語圏のビジネス文化では、言葉選びはもちろんのこと、振る舞いや自信の示し方が日本以上に厳しくチェックされます。しかし、正しい「型」と「マナー」さえ身につけておけば、英語力に不安があってもプロフェッショナルとしての信頼を勝ち取ることが可能です。

この記事では、初対面の挨拶から、相手の記憶に残る自己紹介の流れ、そして信頼を深めるためのビジネスマナーを詳しく解説します。


1. 最初の数秒が勝負!挨拶で好印象を与える3つのポイント

ビジネスの場では、言葉を発する前の「非言語コミュニケーション」が非常に重視されます。

アイコンタクト(目線)

相手の目をしっかりと見て挨拶をすることは、誠実さと自信の表れです。視線を外してしまうと、自信のなさを感じさせ、ビジネスパートナーとして不安を抱かせてしまう可能性があります。

笑顔と明るいトーン

フォーマルな場であっても、適度な笑顔は「あなたを歓迎している」というポジティブなサインになります。緊張しすぎず、落ち着いたトーンで話すよう心がけましょう。

堂々とした立ち振る舞い

猫背にならず、背筋を伸ばして立つことでプロフェッショナルな印象を与えます。オンライン会議の場合でも、カメラのレンズを見て、はっきりとした発声で挨拶することが大切です。


2. 信頼を勝ち取る!初対面の挨拶フレーズ

まずは、会話をスタートさせるための丁寧な挨拶フレーズを押さえましょう。

It is a pleasure to meet you.(お会いできて光栄です)

「Nice to meet you」よりもフォーマルで、ビジネスの場にふさわしい丁寧な表現です。

I have heard a lot about you.(お噂はかねがね伺っております)

事前に相手の実績や評判を知っている場合に使うと、相手への関心を示し、一気に距離を縮めることができます。

Thank you for taking the time to meet with me today.(本日はお時間をいただきありがとうございます)

相手の貴重な時間を尊重する姿勢を見せることで、礼儀正しいプロフェッショナルとしての評価に繋がります。


3. 記憶に残る「自己紹介」の鉄板ステップ

名前を言うだけで終わってしまうのはもったいないことです。以下のステップに沿って、相手があなたと仕事をするメリットを感じられる自己紹介を組み立てましょう。

ステップ1:名前と役割

まずは、名前と役職、会社名を正確に伝えます。

  • "I am [Name], the Marketing Manager at [Company Name]."

ステップ2:現在の業務内容(専門性)

自分がどのような責任を持ち、どのような専門性があるかを簡潔に述べます。

  • "I am responsible for our overseas market expansion."(海外市場への展開を担当しています)

ステップ3:実績や共通の関心事

相手に関連する実績を一つ添えるだけで、信頼度が格段に上がります。

  • "I have been working on several projects similar to yours."(貴社のプロジェクトと似た案件をいくつか手掛けてきました)


4. 挨拶に続く「スモールトーク」でアイスブレイク

挨拶と自己紹介が終わった後、すぐに本題に入るのではなく、短い世間話(スモールトーク)を挟むのが国際ビジネスの標準的なマナーです。

  • 相手のオフィスや場所について: "You have a beautiful office here."(素敵なオフィスですね)

  • 最近の話題について: "How was your flight?"(フライトはいかがでしたか?)

  • 業界の動向について: "It's an exciting time for our industry, isn't it?"(私たちの業界にとって、今は刺激的な時期ですね)

こうした一言があるだけで、場の空気が和らぎ、本題の議論がスムーズに進むようになります。


5. 日本人が間違いやすいビジネスマナーの注意点

良かれと思ってやっていることが、英語圏では誤解を招くことがあります。

謙遜しすぎない

「私の英語は下手ですが」「大した実績ではありませんが」といった謙遜は、ビジネスの場では「準備不足」や「能力不足」と取られるリスクがあります。自分の強みは堂々と伝えましょう。

役職名での呼びかけに注意

日本語では「社長」「部長」と呼びますが、英語では名前で呼ぶのが一般的です。最初の挨拶では "Mr. / Ms. [Surname]" を使い、相手から "Please call me [First Name]" と言われたら名前で呼ぶようにしましょう。


6. まとめ:準備が自信を、自信が信頼を生む

ビジネス英語の挨拶は、流暢に話すことよりも「相手への敬意」と「プロフェッショナルとしての自覚」を正しく伝えることが重要です。

  • アイコンタクトと笑顔を忘れない

  • フォーマルなフレーズで敬意を表す

  • 自己紹介には「役割」と「貢献」を盛り込む

これらを意識して準備しておくことで、いざという時に落ち着いて対応できるようになります。最初は緊張するかもしれませんが、決まった型をマスターすれば、初対面の挨拶はあなたの最大の武器になります。

世界を舞台に活躍するための第一歩として、今日からこれらのフレーズを口に出して練習してみましょう。