電気代を節約する「Energy Efficiency」の読み方は?英語の家電ラベルから省エネ冷蔵庫を見極める方法
海外で生活を始めるとき、あるいは新しい物件に引っ越すとき、意外と盲点になるのが「月々の電気代」です。特に日本よりも電気料金が高い国や地域では、備え付けの冷蔵庫が「どれだけ電力を消費するか」が家計に直結します。
内見時に家電に貼られているラベルを見ても、専門用語ばかりで「結局どれが節約になるの?」と戸惑ってしまう方も多いはず。
この記事では、電気代を劇的に節約するために知っておきたい**「Energy Efficiency(エネルギー効率)」の読み方と、英語の家電ラベルから賢く省エネ冷蔵庫を見極める具体的な方法**を分かりやすく解説します。
1. そもそも「Energy Efficiency」とは?正しい意味と読み方
まず、ラベルの最上部に書かれていることが多い「Energy Efficiency」という言葉を理解しましょう。
読み方: エナジー・エフィシェンシー
直訳: エネルギー効率
意味: 少ないエネルギー(電力)で、どれだけ大きな仕事(冷却など)ができるかという指標。
「Energy Efficiencyが高い(High Efficiency)」ということは、**「電気代が安く済む」**と言い換えることができます。海外の家電選びでは、この単語を知っているだけで、家計へのダメージを未然に防ぐことができるのです。
2. 英語の「省エネラベル」を読み解く3つの重要ポイント
海外(主にアメリカ、カナダ、オセアニア、ヨーロッパなど)の冷蔵庫には、色鮮やかなステッカーが貼られています。これらは各国の政府基準で作られた「エネルギー評価ラベル」です。
見るべきポイントは以下の3つに集約されます。
① 星の数(Star Rating)をチェック
オーストラリアやニュージーランド、一部のアジア圏で採用されている方式です。
見方: 星の数が多いほど、エネルギー効率が良い(=省エネ)ことを示します。
判断基準: 同じサイズの冷蔵庫を比較した場合、星が1つ増えるだけで、年間の電気代が10〜20%ほど変わることも珍しくありません。
② 年間消費電力(kWh per year)の数値
ラベルに大きく書かれた「〇〇 kWh/year」という数字を探してください。
意味: その冷蔵庫を1年間通常通り使用した際にかかる推定電力です。
チェック法: この数値に、その地域の1kWhあたりの電気料金を掛ければ、おおよその年間維持費が算出できます。
③ 「EnergyGuide」ラベル(北米スタイル)
アメリカなどの「EnergyGuide」ラベルには、同じクラスの製品との比較グラフが載っています。
左側にあるほど優秀: 矢印が左側(Lower)を指していれば、そのカテゴリーの中で非常に燃費が良いモデルであることを意味します。
3. 省エネ冷蔵庫を見極めるための「仕様」
ラベルの数字以外にも、冷蔵庫本体の仕様から「電気代が高くなりやすいかどうか」を判断できます。
「Inverter Compressor(インバーター・コンプレッサー)」
この表記があればラッキーです。常にフル稼働するのではなく、必要に応じてパワーを調節するため、従来のタイプより格段に消費電力が抑えられます。
「Vacuum Insulation Panel(真空断熱材)」
「VIP」と略されることもあります。壁が薄くても断熱性が高いため、外気温の影響を受けにくく、冷却効率が非常に高いモデルに採用されています。
4. 内見・購入時にそのまま使える!店員やオーナーへの英語質問リスト
仕様をより詳しく確認するために、以下の英語フレーズを使ってみましょう。
Is this an energy-efficient model?
(これはエネルギー効率の良いモデルですか?)
How much is the estimated annual running cost?
(年間の維持費はどれくらいの見積もりですか?)
Compared to other models, is this one considered "high efficiency"?
(他のモデルと比較して、これは「高効率」とみなされますか?)
Does this fridge have a "Power Saving Mode" or "Holiday Mode"?
(この冷蔵庫には省エネモードや休日モードはありますか?)
5. 入居後にすぐできる!冷蔵庫の電気代をさらに下げるコツ
「Energy Efficiency」の高い冷蔵庫を選んだら、使い方も一工夫しましょう。
壁との隙間を空ける(Clearance):
冷蔵庫の背面や側面が壁に密着していると、熱がこもって冷却効率が下がります。少なくとも5cm〜10cmの隙間があるか確認しましょう。
設定温度を見直す(Temperature Setting):
海外の冷蔵庫は初期設定が強すぎることがあります。冷蔵室は3℃〜5℃、冷凍室は-18℃程度が理想です。
パッキンの掃除:
ドアのゴムパッキンに汚れがついていると、隙間から冷気が漏れます。濡れた布で拭くだけでも節電効果があります。
まとめ:家電ラベルは「将来の貯金箱」
海外生活での固定費削減は、賢い家電選びから始まります。「Energy Efficiency(エナジー・エフィシェンシー)」という言葉を意識し、ラベルの星の数やkWhの数値を比較するだけで、年間で数万円単位の節約になることもあります。
内見や家電店へ行く際は、ぜひ今回のチェックポイントをスマホで確認しながら、あなたの生活に最適な「家計に優しい冷蔵庫」を見つけてくださいね。
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