英語で「よろしくお願いします」を伝える!場面別の自然な表現とマナー


「よろしくお願いします」という言葉は、日本語では挨拶、依頼、感謝など、あらゆる場面で使える万能なフレーズです。しかし、英語にはこれに直接対応する一言は存在しません。英語で思いを伝えるには、その場の状況や「何を相手にお願いしたいのか」という目的に合わせて言葉を選ぶ必要があります。

この記事では、ビジネスから日常会話まで、シーン別に「よろしくお願いします」の代わりとなる英語表現を詳しく解説します。


1. 初対面の挨拶:これから良い関係を築きたいとき

新しい出会いの場面で使う「よろしくお願いします」は、「お会いできて嬉しいです」というニュアンスに変換します。

ビジネスやフォーマルな場

  • It is a pleasure to meet you.

    (お会いできて光栄です。)

  • I look forward to working with you.

    (一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。)

「I look forward to ~」は、ビジネスシーンでの「よろしくお願いします」として最も一般的で、非常に丁寧な響きになります。

カジュアルな場

  • Nice to meet you.

    (はじめまして、よろしくお願いします。)

  • Glad to meet you.

    (お会いできて良かったです。)


2. 仕事の依頼や進行:何かを頼むときの「よろしくお願いします」

仕事をお願いする際や、メールの最後を締めくくる際の「よろしくお願いします」は、感謝や期待を込めた表現を使います。

依頼する際の丁寧な表現

  • Thank you in advance.

    ((前もって)よろしくお願いします/ありがとうございます。)

  • I appreciate your help with this.

    (これについてお力添えいただけますと幸いです。)

「Thank you in advance」は、相手が依頼を引き受けてくれることを前提とした便利なフレーズですが、使いすぎると「強制」に聞こえる場合もあるため、目上の人には「I would appreciate your support(ご支援いただければ幸いです)」などを使うのが無難です。

プロジェクトを共に進める際

  • I’m excited to work on this project with you.

    (このプロジェクトを共に進められることを楽しみにしています。)

  • I’m looking forward to your input.

    (あなたのご意見をお待ちしております/よろしくお願いします。)


3. メールの結び:定番の締めくくり言葉

英語のメールでは、文末に添える「結びの言葉(Closing)」が日本語の「(今後とも)よろしくお願いします」の役割を果たします。

フォーマルな結び(上司、取引先)

  • Sincerely,

  • Best regards,

  • Respectfully,

ややカジュアル・親しみのある結び(同僚、知人)

  • Kind regards,

  • Best,

  • Many thanks,

これらは、特定の意味を持つというよりは、メールを礼儀正しく終えるためのマナーとして添えられるものです。


4. 誰かに伝言を頼むとき:「~によろしく」

友人や家族、共通の知り合いに「〇〇によろしく伝えておいて」と言いたい場合、英語では「give one's regards」や「say hello」を使います。

  • Please give my best regards to Mr. Tanaka.

    (田中様によろしくお伝えください。)

  • Say hello to your family for me.

    (ご家族によろしく伝えてね。)

  • Remember me to your wife.

    (奥様によろしくお伝えください。)


5. 自分をアピールする場合:選考やプレゼンの前後

面接や自己紹介の最後に「精一杯頑張りますのでよろしくお願いします」と言いたい時の表現です。

  • I will do my best to contribute to your team.

    (チームに貢献できるよう最善を尽くします。)

  • Thank you for your time and consideration.

    (お時間をいただき、またご検討いただきありがとうございます。)

プレゼンの開始時に使う場合は、「Thank you for having me today.(本日はお招きいただきありがとうございます)」 と言うのが一般的です。


6. シチュエーション別:ニュアンスを使い分けるコツ

英語には「察する」という文化よりも「言葉で具体的に伝える」文化があります。「よろしくお願いします」を直訳しようとせず、以下の3つのポイントで考えてみてください。

① 「感謝」を伝えたいのか

何かを頼むときは 「Thank you」 をベースにします。

② 「期待」を伝えたいのか

これから何かが始まる時は 「Look forward to」 を使います。

③ 「敬意」を伝えたいのか

相手の立場を尊重する時は 「Appreciate」「Honored」 を選びます。


7. 避けるべき「不自然な直訳」

初心者がやりがちな間違いとして、「Please treat me well.」 という直訳があります。これは「私を大切に扱ってください」という非常に奇妙な響きになり、相手を困惑させてしまう可能性があるため注意しましょう。

また、「Please favor me.」 も現代の英語としては不自然です。状況に応じた具体的なアクション(返信を待っている、会えるのを楽しみにしている等)を言葉にするのが、英語圏でのスマートなコミュニケーションです。


まとめ:気持ちを正しく届けるために

英語には「よろしくお願いします」という便利な一言はありませんが、その分、自分の今の気持ちをより正確に相手に届けることができます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは 「Thank you」「I look forward to...」 の2つをマスターするだけで、ビジネスシーンのコミュニケーションは劇的にスムーズになります。

相手との距離感や状況に合わせて、最適な一言を選んでみてください。言葉のニュアンスを使い分けることで、より深い信頼関係を築けるようになるはずです。

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